勝手に感想文

映画、ドラマ、音楽、本の感想。それと自分語り... 今日も無駄に生きている。

It/イット

(レンタルDVD)

外れもの7人の少年少女が街を襲うペニーワイズに立ち向かう物語。

昔見たけどもう一回見てみた。いじめっ子の主犯バワーズがイケメンの風貌に描かれてるのは続編だけじゃないことを再確認。

続編ではベバリーが父親から性的虐待、バワーズも父親に恐怖を抱いてる描写があるんだけど、こちらではなしで、そうだったっけ?と思った。

図書館で調べてるのは太っちょベンでなくてマイクだし。

紅一点ベバリーが誰とくっつくかも違うし、まあ違いはあるかと言う感じ。

 

大人になったとき喘息のエディーがペニーワイズと対決するときみんなに洞窟の中で私生活について「嘘ついててごめん」て告白して本当のことを打ち明けるんだけど「そんなこと今告白すんのか!」と、これは昔見たときも思ったんだけど改めて笑った。笑っちゃいけないんだけどね。

7人ともどこか外れていて弱虫クラブ(ルーザーズクラブ)と呼ばれるのがわかる。吃音、喘息、貧乏、ユダヤ人、黒人、おしゃべり、太ってる... つまはじきものの集まりで、でも7人も集まればさみしくないじゃないかと正直なところ思うんだよね。友情物語っていうかさ。ホラーというよりそっちが大きいと思う。

 

昔って言っても20年ほど前だから忘れてるとこばっかだから新鮮だった。覚えていたのはエディーが場違いなとこで嘘を告白するところとバワーズが精神病院でペニーワイズにお告げ?をもらうとことか。

2回目見たから怖くはなかった。でも「こんなんだったなー」と懐かしくなった映画でした。

 

 

 

ミニオンズ

(レンタルDVD)

ミニオンズの歴史。ミニオンズには昔はボスはいなかったんだね。石器時代から始まり新しいボスを探して旅立つ3人のミニオン。ケビン、スチュアート、ボブ。ちゃんと名前がある!

初めどういう話なんだかよくわからなかったけどだんだん面白くなってきた。ただのミニオンズ好きなら見てるだけでいい!?

 

スカーレット・オーバーキルって言う女怪盗に仕えることになったミニオン3人が1968年のイギリスでやらかす話。

当時のイギリスの風景やイギリスネタが見れる。面白おかしくからかうとこがアメリカ映画だなと。音楽がかっこいい。私がわかったのはキンクス、フー、ビートルズくらいだったけど。

日本の風景もちょっと出てきた。

ミニオンズは無茶ばかりやっていていつも通り。ときたま簡単な日本語が聞こえてきたりのミニオン語、一体何をしゃべっているのかな。

ミニオンの顔と名前が一致しなかったけど小さいミニオン、目の色が違うミニオン、1つ目、2つ目(目が1つ、2つ)のミニオンなどやっぱり一人一人違う。

怪盗グルーシリーズの1キャラ(にしては数が多すぎ!)のミニオンたちが怪盗グルーにどうつながっていくのかが見どころかな。

エンディングまでサービス満点で、一体いつ終わる?てくらいダラダラしてた笑 

ミニオンズ単体の話なので怪盗グルーシリーズ1,2の後に見るのでいいんじゃないかな。

ミニオンズのお尻もたまに見れるんだけど、いわゆるプリケツです(どこを見てるんだ)。

面白かったです。

 

ミニオンズ (字幕版)

ミニオンズ (字幕版)

 

 

ズートピア

(レンタル)

うさぎ、カカカカかかか可愛い。

キツネ、イイイイいいいイケメン!

いつもより3オクターブ高い声で「うさぎ可愛い! うさぎ可愛い!」と叫んでしまった。キツネはキリッとして始終、男前。

 

肉食と草食の動物が共存する世界。

うさぎのジュディは警察官になるのが夢なんだけど「なれないよ」って言われてて「何にでもなれる」というズートピアって都会に出る。無事、警察官になって、そこで詐欺まがいのことをしていたキツネのニックに出会うんだけどキツネは悪賢いって言われて嫌われていたのよ! ニックには悲しい思い出もあってね。肉食も草食も仲良くしよう、映画は種の違いを超えようみたいなことが言いたいのかな、多分。それは間違ってない。子供が見る映画だからそりゃそうだとなる。

 

うさぎはイヤホンするとき、どこにするのか、おまえはそこか!って突っ込んだ。

警官になったジュディが帽子をかぶるとき耳が垂れていて、それも可愛い。というか普段ジュディ耳垂れてるときと上がってるときがあって使い分けなのか?

 

ジュディは田舎の両親に「警察官になった、うさぎなんかいない。夢を見ないほうがいい」って言われるんだけど「じゃあ私が最初ね!」てパイオニアみたく頑張るんだよね。警察官になったらなったで大変なんだけど、ちょうど都会に出て荒波に揉まれてる女の子でいじらしい。

 

動物で面白かったのは、ナマケモノで喋るのがとにかく遅い。のそのそしてて、すごく、おかしかった。

 

動物はみんな服を着てて人間そっくり。何か違和感あるけど服着てる人間も何で服着てるんだって言われたら答えられないよ。

 

映画の中で流れる音楽がとてもマッチしてて一緒に歌ってしまう。

夢とか希望とかウザいと思うこともあるけど、なければないで虚しいよな、と思った映画でした。

 

youtu.be

 

 

 

 

ミニオンズ 9ミニ・ムービー・コレクション

(レンタル)

ミニオンズ短編9本からなるDVD。

怪盗グルーシリーズとしては1,2の次に見ればいいみたい。

こうして見るとミニオンにも1人1人顔があり形がありみんな違ってみんないいみたいな。太ってて小さくて1つ目のミニオンが私は好きで目を細めながら凝視してしまうんだけど、他のミニオンも頭に生えてる髪の毛?がまだらなのから真上、つむじ辺りからは生えてるのがいろいろ。

このDVDで1番好きなのはは「バナーナー」と言いながらバナナを追っかける話。バナナを愛おしそうに撫でるミニオン...

大軍のミニオンがバナナを持ったミニオンを追っかけるあたりミニオンでなかったら怖いとさえ思うけどミニオンだから微笑んだ。

怪盗グルーシリーズの3姉妹の話もあるんだけど3姉妹で好きな子は末っ子かなー 次女も可愛いし、お姉ちゃんはしっかり者だけど年が幼いほうが可愛いって思うのは実生活と同じかも。

 

ミニオンズだけはDVD欲しいな。ミニオンズってディズニーじゃないよね。よくそのへんの違いとかわからないんだけど。ディズニーじゃないアメリカもののアニメってあんまり知らないから、でもミニオンズは大好きだな。

 

このDVDは39分しかないのでレンタルしたらちょっと損に感じました(⌒-⌒; )

 

 

✴︎涙腺崩壊✴︎amazarashi“たられば”✴︎

もしも私が生まれなかったら、お父さん、お母さんの人生は違っていたのじゃないか。私に迷わされず平穏に生きたんじゃないだろうか。生んでくれと頼んだ覚えはないが生まれたくなかったとも思っていない。ただ退屈なだけ。自殺願望は命からの逃避じゃない。続けるのは面倒だから、しょうがないから、諦める。格闘などするものか。

終わるまでやってやろうじゃないか。


amazarashi - Tarareba

もしも僕が生まれ変われるなら もう一度だけ僕をやってみる
失敗も後悔もしないように でもそれは果たして僕なんだろうか

涙の水路は開け放たれてる。

✴︎恐怖をぶん殴り続ける✴︎THE BACK HORN“ラピスラズリ”✴︎

いきなり引用になってしまうけれど。

恐怖症だらけ 処方箋はその恐怖を
ぶん殴り続けることだけさ

ラピスラズリ

ラピスラズリ

 

恐怖をぶん殴るとは。ぶん殴って恐怖が消えるのなら私もぶん殴りたい。歌詞が病んでいる。

一時期THE BACK HORNだけを繰り返し聴いていた。バクホンメンバーより私は年上なのであまりキャーキャーは言わず遠慮しながら、ヘッドホンで耳が痛くなるほど大音量で聴いた。友達もいなくて孤独だった。孤独とバックホーンと私。三つ巴だ。

死にたいと知りたいの天秤を
憂鬱と疎通する感受性を
だってそうさ 魂はまだ死んでねぇだろう?

魂に確認してみろ。そうだろ、お前が思ってるほど魂の死は軽くない。そう言われてるような気がしてダラダラと生きてきたけれど私はこれで良かったのだろうか。

 

ラピスラズリ”ってブルーのパワーストーンのことだよね。青いイメージ、狂気。歌のタイトルとどう繋がってるのか知りたい。

 

 

 

 

 

✴︎あれもこれも現実だ✴︎B’z“ultra soul”✴︎

 

ultra soul

ultra soul

  • B'z
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

夢じゃないあれもこれも
その手でドアを開けましょう
祝福が欲しいのなら
悲しみを知り独りで泣きましょう
そして輝くウルトラソウル

 

B’zultra soul”は随分と私を妄想の森に誘い込んだ。何てったって、それは「夢じゃない」と言い切ったのだ。夢と空想と妄想の境目がわからなくなっていた私には自分を正当化できる気持ちのいい曲だった。祝福が欲しいし1人で泣いていた。ソウル“魂”についてよく考えていた。歌詞全部がピッタリ当てはまった。今考えると妄想から出られなくなっていただけだけれど。

妄想から出ないで歌の中にいたい。妄想は安らげる場所だった。

いつのまにか妄想にさよならを告げ外に安全な場所を見つけた。全て現実なんだ。現実の世界を生きるんだ。

私はその妄想が嫌いじゃなかった。どんな想いも私の一部だ。

妄想よ。こんにちは、さようなら。

またいつか会えるかな。


B'z / ultra soul